2014年 開成中『社会』入試分析
去年に引き続き、きわめて平易な問題。地理・歴史・公民ともにごくごく基本的な内容の設問であり、選択肢の構成も迷うようなものではない。他教科の失敗を社会で取り返すのは不可能と考えていい。 大問二の食文化に関する問題は、「塾の授業だけじゃなく学校の授業もちゃんと聞いてね」というメッセージと解釈することもできる(戦時中の代用食 → すいとん、など)。今後も昨年・今年の傾向が続くのであれば、事実上の3科受験という状態になっていくことも考えられる。算数・国語をきっちり伸ばしていきたい。