2013年 麻布中『社会』入試分析

今回の設問は12問。うち10問が記述問題であり、どれも、文章を足がかりにして、自分の知識をもとに解答する内容。例えば、問2は多賀城から蝦夷征伐。

宮城県多賀城市の多賀城碑に刻まれた文字。

戦前と戦後の天皇の写真の比較。

問5は、ふたつの資料が1938年と1949年のものであることから、太平洋戦争中と戦後の天皇の地位が主権者から国民の象徴になったことなど、基本的な知識をふまえながら記述したい。あまり自由な発想にとらわれず、論理的に思考することが大切。


島根県出雲市の因佐神社前にある案内図と実際の地図の比較、など資料をもとにした出題。例年と同じ傾向であり、本文の文章も短めなので、まずは全体の出題数と解答用紙の解答欄をみて、取り組みやすい問題から着手したい。


問12は、メッセージを発信する上うえで困難な時代になったともいえるとし、インターネットの特徴を考えて、具体的に起きていることを説明し困難さを明らかにせよとする180字制限記述。180字は一見、長文記述に思えるかもしれないが、慣れればむしろ、その字数に収めるように構成して記述することが必須。ここでは、インターネットの特徴、具体的に起きていること、そして情報を発信したり受け取ったりすることが困難であることを結論付ける文を先にイメージしたい。



2013年

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