6年生からの入塾はすでに塾に通っていることが基本です。初めて通塾される場合は、下記（初めて塾に通う場合）をご覧ください。

いまお通いの塾で成績が伸びない・安定しないという場合、以下の点をご確認ください。該当する場合、放っておいても状況は改善しません。

クラス変えのためのテスト勉強に振り回されていないか

基礎的な内容が定着していない状態で、6年生のカリキュラムテストで得点するための勉強をしても、努力は空回りしてしまいます。解決するためには「カリキュラムテスト重視」から抜け出すことです。生徒一人ひとりの状況を見ながら、適切な対応ができる塾をお選びください。

お子さんの状況をきちんと理解できている先生がいるかどうか

クラス変更が多い塾にお通いの場合、先生は一人ひとりの状況について把握しきれません。子どもは常に成長し続け状況は刻刻と変化しています。「ここでつまずいている」「今ならこれを理解できる」「これについては次の夏休みでもう一度」など、適宜必要な対策をしていかなくてはなりません。状況を把握している先生が居なければ改善は望めません。

同じことを繰り返しても状況は改善しません

子どもの状況は常に変化し続けています。これまでのやり方が上手くいったとしても、別の子の時に上手くいったとしても、それぞれの子どものその時の状態によって手段は変えていく必要があります。結果を変えていくためには、状態をよく理解したうえで、改善するための策を講じていく必要があります。

入塾前に状況確認のための面談をいたします

塾での得点や順位では、子どもの状態は量れません。今どういう状態なのか、何によってつまずいているのか、何を目指すのかを共有し、そのうえでどのように進めていくかをアドバイスいたします。

ベテランの先生が担当いたします

トップ校の合格実績を多数持つベテラン講師が授業を担当いたします。豊富な経験をもとに受験まで明確なイメージを持ち、一人ひとりに最適な指導をいたします。受験学年では、単元学習から総合問題への切り替え、発達に伴う理解力の大幅変化、受験へのストレス等、様々な場面があります。多くの経験を持つベテラン講師が授業以外のことについても面談やお電話でサポートいたします。

特訓授業

前期は状況によって基礎特訓と応用特訓、2つの特訓授業を開講いたします。いずれも問題を解く時間を確保し、実践力を高めていきます。受講は任意ですが、どちらを受講するか、または両方受講するかについては、理解力やご家庭の要望を踏まえて最終的には教室長が判断しご案内いたします。

志望校対策について

特定の学校の対策クラスは設けません。本科授業と特訓授業でできるだけ対応し、特殊性の強い部分については、課題の管理によって対応いたします。学習状況によって、積極的に他塾の志望校別特訓をご紹介いたします。またご要望・状況によって、家庭教師・個別指導をご案内いたします。

早い時期から、傾向に合わせた対策をしても伸びしろが小さくなってしまいます。ギリギリまで、本科授業と特訓授業で、基礎力・応用力を磨いていくよう心がけてください。

いよいよ残り1年です。お母さんの意識と子どもの意識に大きなギャップが生じます。時間間隔は年齢の逆数に比例すると言われます。6年生にとっての1年間は、大人にとっておよそ4・5年と同じくらいの時間感覚です。この凝縮された1年の中で、思考プロセスは大人とほぼ同じ段階まで発達します。これまで理解しきれなかった抽象概念の理解なども含めて1年かけて受験に向かっていくのです。また、学校の先生とのやりとり、模擬試験、過去問の対策、困難な状況や難しい対応も山ほどあります。志望校も、単に目指すことから現実的な調整へとシフトしていきます。どういう学校を目指し、どう出願をし、どういう受験にしていくのか、ご家庭の役割も外に向けて拡大していきます。目標は同じでも目的はさまざまです。すべてのご家庭にとって良い受験としていくために全力でサポートいたします。